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<民主党>沖縄の参院選統一候補断念…「普天間県内」が影響(毎日新聞)

 民主党は13日、参院選の焦点の一つである沖縄選挙区(改選数1)で、無所属の統一候補の擁立を断念し、独自候補を立てる方針を固めた。社民党と沖縄県の地域政党・沖縄社会大衆党と統一候補の擁立を目指してきたが、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設問題で鳩山政権が「県内移設」の方針を固めたことなどが影響し、破綻(はたん)に追い込まれたため。ただ、民主党は沖縄県内の地盤は強くなく、選挙戦では苦戦が予想される。【高山祐、井本義親】

 改選数1の「1人区」は全国に29あり、「参院選の勝敗を事実上決する」とされる。民主党で候補者が決まっていないのは、沖縄県と山口県だけだ。

 民主党沖縄県連は社民、社大両党と「国外・県外移設を求める」との方針の下、社大党の喜納昌春委員長の擁立を進めてきた。だが、鳩山政権が「県内移設」方針を打ち出し、社大党は9日の拡大中央執行委員会で喜納氏の擁立を断念。民主党も統一候補は不可能と判断した。

 民主党選対幹部は「独自候補擁立のあてはある」としているが、擁立の遅れが選挙戦に影響するのは必至だ。

 同選挙区では、自民党はすでに現職の島尻安伊子氏の公認を決定。共産党沖縄県委員会なども13日、新人で沖縄医療生協理事長の伊集(いじゅ)唯行氏(58)の擁立を発表した。無所属で立候補し、同党は15日に伊集氏と政策協定を結び推薦する方針。伊集氏は「(普天間の)県内移設は認められない」としている。

 参院選沖縄選挙区は今秋に予定される沖縄県知事選の前哨戦とも位置付けられている。しかし、鳩山政権は普天間問題で、自民、公明両党の推薦を受けた仲井真弘多沖縄県知事の協力を得なければならず、ここでも苦しい立場に置かれている。

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